名張西高校:学校長より

校長のブログ 

平成27年09月08日(火)~11日(金)
 文化祭と創立30周年記念行事を連続して実施しました。
 台風による休校に伴う日程変更や体育館の工事に伴う有志発表の形式変更など、いくつかの悪条件がありましたが、西高生は西高生らしい明るさでもってこれらの行事に取り組んでくれました。ステージ発表は生徒と先生が一体となって盛り上がりを見せていましたし、合唱での美しいハーモニーや展示での熱心な呼び込みなど、高校での行事らしい活気に満ちた日々でした。創立30周年記念行事では、言葉を皆と同じように発することに障がいがある先輩が「一歩前へ進もう」と海外へ出て行って活躍している姿に、多くの生徒が感銘を受けたことと思います。
 学校行事については、国が定めた高等学校学習指導要領に、その「目標」がはっきりと書かれています。
それは、

望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連帯感を深め、公共の精神を養い、協力してよりよい学校生活や社会生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てる
というものです。

 西高の文化祭や記念行事は、まさにこの「目標」に沿ったものになっています。文化祭の準備ではクラス内の人間関係などに苦労している生徒の声も聞こえてきましたが、そうした高校時代の1コマ1コマが長い人生に必ずプラスになると思います。
 西高の文化祭は一般公開をしていませんが、保護者や卒業生の方には門戸を開いています。毎年たくさんの卒業生が文化祭に母校を訪れてくれることは、西高の文化祭が彼ら、彼女らの良い思い出となっていることの証明です。生徒の皆さんには、卒業後もぜひ文化祭に戻ってきて、文化祭をさらに盛り上げてほしいと思います。

西高祭30周年

校長 加藤 幸弘(かとう ゆきひろ)


平成27年08月12日
 大学入試が大きく変わろうとしています。
 日本の大学入試は、長い間、ペーパー試験により知識の量を問うことを中心とした仕組により行われてきました。このことは、幅広く深い知識を持つ人材を育成する面では有用な方法でしたし、1点の差によって合否が分かれる入試において受験生等が納得できる客観的な基準としても分かりやすいものでした。しかしながら、グローバル化や情報化が急速に進展し、知識量だけでなく表現力・判断力・意欲等が強く求められるようになった昨今、大学入試が変わらなければ日本の教育が変わらないと、変革が求められ続けてきました。
 これらに応えるため、文部科学省は今年1月に高大接続改革実行プランを示し、その後も具体的な改革の進め方が検討されています。これらによると、現在の大学入試センター試験にかわり、新たに「大学入学希望者判定テスト(仮称)」を実施し、これまでのような教科ごとのテストに加え、教科と教科を融合した「合科型」、教科を乗り越えた「総合型」のテストを行うとしています。また、英語については、これまでの「読む」ことに重点が置かれたテストから、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能をバランス良く計ることができるテストに移行していく方向も示されています。
 新しい「大学入学希望者判定テスト(仮称)」は平成32年度から実施される方向で、現在の中学1年生の大学受験から大きく転換すると言われています。しかしながら、各大学はそれを待たず、少しずつ入試を新しい方向に変え始めています。
 名張西高校では、こうした動向を的確に把握しながら、大学入試への対応を進めています。名張西高校には英語科があるため、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を重視した英語の授業展開は、すでに先進的に導入しています。入試がどんな方向に変わろうとも一人ひとりが目標を立てて努力せねばならないことには変わりがありませんが、学校からの情報を的確にキャッチして、一人ひとりが強みを生かせる選択と、そのための努力をしてほしいものです。

校長 加藤 幸弘(かとう ゆきひろ)


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