名張西高校:学校長より

校長のブログ 

平成29年10月18日(水)

 10月7日(土)、本校PTAの研修旅行があり、参加者の皆さんと京都産業大学を訪れました。京都市街の北に位置し、緑の中に文系・理系の全学部が位置する総合大学で、丘陵地の小高い丘の上にあるキャンパスに昇るためバス発着場から長いエスカレータがあることに驚きました。

 驚かなかった、というより、やっぱりか、と思ったのは、昨年度訪れた龍谷大学や一昨年度訪れた立命館大学と同様に、施設が「アクティブ・ラーニング型」になってきていることです。図書館の一角にはグループ討論やプレゼンテーションの準備を行えるような小スペースがあり、教室では机と椅子にキャスターが付いていて講義・説明等からからペアやグループでの学生同士の討論・話し合い・グループワーク等にすぐにうつれるようになっていました。案内役の学生に聞いたところ、学部・コースにもよるが、講義オンリーの授業よりも学生同士の何らかの討論・話し合いなどがある授業がかなり多いとのことでした。大学での授業が、以前のような「普段はサボっていても試験前に真面目な友だちからノートを借りて勉強すれば単位はとれる」というものから、生きた知識・スキルやプレゼンテーション・コミュニケーションの能力を高めようとするものに、大きく変わりました。すなわち、「名前のある大学に入りさえすればあとは安心」という時代は終わったということです。 高校でも、そんな大学に入る前段階として、知識等とともに、コミュニケーション等の力をつけておく必要性が高まっていると感じた、また、確認した一日でした。

 


平成29年8月7日(月)

 
夏季休業中には、各部活動で、合宿・遠征・合同展・地域実習等がさかんに行われています。その中で、名張西高校・名張桔梗丘高校の3年生が部活動から「引退」したことに伴い、名張青峰高校単独での活動という場面が多くなりました。昨年度から今年度1学期までは、「西高」「青峰」「桔梗」という3つの声が混じっていた各活動が、青峰一色になってきたという印象を受けます。

 青峰単独校という時代に近づきつつあるのだな、と感じるとともに、西高の存在がいよいよラストコーナーに差し掛かったという現実が実感されるようになってきました。そんな中、9月はじめの文化祭は、名張桔梗丘高校が参加する、最初で最後の3校合同の文化祭となります。3種類の制服が入り交じる、たいへんめずらしいかたちの文化祭です。

 名張青峰高校の夏服には、男女ともにエリに2本の線が入っています。これは、名張青峰高校が名張西・名張桔梗丘の2つの高校を母体にして生まれた学校であることを表しています。青峰の1・2年次生の皆さんには、文化祭などの取組を通じて、名張西高校・名張桔梗丘高校が培ってきたものやことを実感として感じ、永く受け継いでいったほしいものです。




平成29年6月27日(火)


名張西高校では、毎年、卒業式の前日に同窓会入会式を行い、卒業に合わせて同窓会から記念品をいただいています。

 名張青峰高校は出来たばかりの学校ですので、まだ同窓会がありません。名張青峰高校の1期生が卒業に至る前に名張青峰高校同窓会が存在しないと、入会式を行えず、記念品等もないことになります。そこで、名張西高校と名張桔梗丘高校の同窓会が、名張青峰高校1期生の卒業までに名張青峰高校同窓会を作る方向で、両校同窓会を統合し名張青峰高校同窓会を設立する準備を進めていただいています。先般も名張青峰高校同窓会設立準備委員会が開かれ、新しい同窓会の会則や役員等について話し合われました。1期生が3年次生になる平成30年度に設立される方向です。

 名張西高校同窓会では、平成元年(1989年)に卒業した1期生が、卒業と同時に同窓会役員になられています。名張青峰高校1期生の現2年次生からも、新しい同窓会の役員になってもらう人が出てくることになるのではないでしょうか。いろいろな意味で、1期生はパイオニアになります。そのことを重荷ととらえず、プライドをもってほしいと願うところです。


平成29年5月16日(火)

5月13日(土)のPTA総会に先だつ講演会は、「PEP TALK(ペップトーク) 元気・活気・勇気を与えるトーク術」と題して、日本ペップトーク普及協会中部副代表の岡田康邦(おかだやすくに)さんから保護者・教職員を対象にお話をしていただきました。ペップトークとは、主にスポーツ選手を励ますために指導者が試合前などに行う短い激励のメッセージのことで、アメリカではセールスマンの営業研修やIT技術者のモチベーションアップ研修にも取り入れられているものだそうです。

一例を挙げると、野球で打者に対して

「高めの投球に手を出すな」

と指示をすると、選手の脳は「手を出すな」の指示よりも「高めの投球」の言葉に反応して、結果、むしろ高めの打球に手を出してしまう結果になりがちなので、高めの打球に手を出させないためには、

  「低めの打球に手を出せ」

と指示するのが有効なのだそうです。

  「ミスをするな」「相手は強いから普通のやり方では勝てない」「負けたらおしまいだ」など、否定文とか、マイナスを避けるような指示とかは、脳に対して逆効果をもたらすそうです。「丁寧にやれ」「相手は強いからいい勝負にもちこめたらスゴいぞ」「スリルを楽しもう」などと、肯定的に語るのがよいようです。

 中間テストが終わると、間もなく県総体。各運動部の、特に引退前の最後の大会となるケースが多い3年生の皆さんには、悔いのない、ではなく、よい思い出が残るゲームを楽しんできてほしいと思います。


校長 加藤 幸弘(かとう ゆきひろ)


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